ニーズに合わせ、カリキュラムの変更にも迅速に対応。デジタル時代の拡大とともに進化する研修プログラム(1/4)

1.Webを通じた事業の増加に伴いスタートした「Web研修」

通信教育サービス「進研ゼミ」を中心に、教育や生活に関する事業を展開する株式会社ベネッセコーポレーション。「進研ゼミ」や雑誌『たまごクラブ』、『ひよこクラブ』、女性向けコミュニティサイト「ウィメンズパーク」など、紙媒体だけでなくwebを通した商品やサービスが増えているといいます。
それまで紙媒体を担当していたスタッフがwebを担当するケースも多く、web業務担当社員の育成を目的に始めた社員向け「web研修」。研修プロジェクトの企画・運営を担当されている小柳 貴史さんに、2009年度から始まったイマジカデジタルスケープの「webディレクション講座」についてお話を伺いました。

1.Webを通じた事業の増加に伴いスタートした「Web研修」

御社において、Webを使った事業は増えてきているのでしょうか?

「進研ゼミ中学講座」では、2008年度から従来のテキストとwebを組み合わせた「進研ゼミ中学講座+i(プラスアイ)」という講座を展開しています。紙のテキスト中心の学習に、動画や音声などを用いて理解を深めるweb学習を組み合わせた講座であり、つまずいた問題を記録しておき、あとから苦手な部分だけを復習できるという便利なコンテンツもあります。さらに、「進研ゼミ高1講座」では2011年度からiPhoneやiPod touchを使った教材・サービスを導入するなど、今後もさまざまなデバイスを用いたサービスは増えていく見通しです。

Webに関する研修はいつから始められたのですか?

2006年から行っています。2000年前後からwebを利用した案件が徐々に増えてきたため、webに関する標準的な基礎知識を身につけてもらう目的でweb研修をスタートしました。当時は社内講師による基礎講座だけを行っていましたが、3年目から実際の業務に直結するwebサイト制作の企画から運用、分析までの実践的な講座と、社外講師を招いた専門的な講座を追加しました。
その頃にはweb制作の業務がかなり拡大し、もともと紙媒体の制作を担当していた社員もwebの制作業務にあたるケースが多くなっていました。web業務担当者からは「紙に比べてwebデザインの修正にはなぜこんなに時間がかかるのか分からない」、デザイナーからは「コーディング後に修正を指示されても困る」といった声が上がり、web担当者とデザイナーの間ですれ違いが生まれ、業務がうまく進行しないケースが目立ち始めました。よって、紙媒体制作経験者に、紙とwebでは制作プロセスやチェック・修正のポイントが異なるということをきちんと伝える必要が出てきたのです。そこで、4年目の2009年度は、講座ラインナップをさらにブラッシュアップし、「webディレクション講座」を導入しました。

複数設けられている研修の中で、イマジカデジタルスケープの研修はどのような位置づけでしょうか?

2010年度の「web研修」では、「web初任者講座」「web基礎講座」「web実践講座」「web選択講座」4種類の講座を設定していました。前の3つは社内講師が担当しておりますが、専門性の高い内容を扱う「web選択講座」は外部から講師を招致しており、そのうちの1講座をイマジカデジタルスケープにお願いいたしました。

「web選択講座」では、「webユーザビリティ」や「webディレクション」など5講座を展開していますが、担当する商品・サービス分野の違いから、講座によっては、東京にある2拠点のうち1拠点のみで開催する講座もあります。イマジカデジタルスケープには、両拠点での「webディレクション講座」の実施を2009年度からお願いしています。

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